指導いただき書き直しました。
酔って悪いかなぁ〜酒よ
きれい 好きだと 言ってはないが
お前に だけは わかって欲しい
あいつも 知ってた 気がするが
無口な 俺の 惚れ方だった
人生 かけても 愛し抜き
幸せ だったと 言わせたかった
酔って 悪いか なぁ〜酒よ
世間 見渡しゃ 見栄えのはえた
俺より ましな 男はいたさ
そいつは わかって いたんだが
譲れぬ ことも この世にあるさ
子供も ようやく 巣立ったし
二人の 時間を 過ごしたかった
酔って 悪いか なぁ〜酒よ
なんの 気なしに 見つめてみれば
恥じらう ような やさしい瞳
逝っては いいとは 言わぬうち
きれいな 笑顔 残して去った
魂 抜かれた 思いだが
今でも あいつを 抱きしめている
酔って 悪いか なぁ〜酒よ
酔って足元 ふらつく俺を
小柄な身体で 支えるおまえ
お酒はほとよく 飲むものですと
半分叱って 半分笑う
東京下町 路地酒場
女房きどりは 早いと言えば
くちびる尖らせ 細目で拗ねる
凭(もた)れて気づいた か細い肩に
苦労をかけると 気持が詫びる
二つの影ゆく 路地横丁
未来(さき)kの図れぬ 俺など見切れ
婚期をますます 逃すと言えば
呑み代(しろ)倖せ あるとき払い
気長く待つよと 愛しいへんじ
男と女の 路地話
時は逝き あなたは消えた
まぼろしが 似合いの女
指先流れる 涙の小粒
心の痛手 夜風に晒す
も う 誰も 愛せはしない
ひとりの男も 虜にできない
川の面の わたしが笑う
ばかだねと 自分を笑う
胸から溢れる 嘆きの言葉
喉元過ぎりゃ 悲しく凍る
も う 誰も 愛しはしない
あなたのことしか この目にゃ見えない
流離(さすら)えば 彷徨(さまよ)う心
擦り切れた 明日への力
ぬくもり伝えた 右手を胸に
当てたら何か 何かが変わる
も う 誰も 愛せはしない
わたしの心で 誰かが叫んだ
窓ぎわ 桜 花びらが
風に吹かれ 落ちた
空にひとすじ 涙雲
貴方の心は旅立った
紅い燃ゆる花いちりん
あなたが育てた 憎い花
扉が 開き 歌声が
過去の空に 流れ
愛が描いた 虹の橋
私の心は 渡れない
紅い燃ゆる花いちりん
貴方に折られた 可憐花
草原 涙 はぐれ雲
明日の私 支え
そうよこの先 幸せが
信じて生きるの がむしゃらに
紅い燃ゆる花いちりん
貴方がくれた 強い花
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16年前の作品パソの中に眠ってたのを 字脚そろえてみました
夢枕のお告げ 泉 あつこ
ここは浅草 浅草寺
煙を浴びて 手を清め
賽銭はずんで 両手を合わす
世界で一番 綺麗な女性(ひと)に
会わせてくれや 添わせてくれやと 願い事
夢枕に 観音様は
賽銭分のみ お言葉述べる
台詞「 皮一枚剥げば 美人もブスも しゃれこうべ 」
ここは日光 東照宮
華厳の滝に 身を清め
賽銭はずんで 思いを込めた
世界に羽ばたく 翼と知恵を
授けてくれや 力をくれやと 願い事
夢枕に 東照宮は
猫とスズメと 戯れ遊び
「 見猿聞か猿言わ猿が花よ 」
夢枕に 弁天様は
琵琶を一撫ぜ 一音鳴らし
「 もの言えば唇さむし 秋の風 」
一番七行目八文字で、二番は七文字
何とかなりませんか、曲つけの場合。
「哀愁」 泉 あつこ
秋が来たねと うしろから
聞こえた気がして ふり向いた
窓に差し込む 陽の斜(あか)り
母の写真に 降り注ぐ
時間(とき)を戻せる ものならば
母に逢いたい 甘えてみたい
形見着物に 袖通し
姿鏡(すがたみ)写せば 母を見る
帰郷するたび 母の味
十八番料理の 筑前煮
湯気の向うで 刻む音
二度と叶わぬ 親子の笑顔
秋の夜長を 鈴虫が
羽根を震わせ 鳴きとおす
夜空に輝く 十五夜に
誰が歌うか 子守歌
母の吊るした 風鈴が
歌に合わせて やさしく響く
指導いただいて書き直してみました。
春を注ぐ
小鳥が 鳴くには まだ遠く
そろそろ 雪が 降る頃か
熱に 抱かれた 愛しい時は
あまりに 早く 過ぎ去った
お酒に ぬくもり 求めては
冷える 心に 春を注ぐ
飲めない お酒に 慣れたのも
乾いた 胸を 濡らすため
星を 見上げて かよった風呂屋
帰りは 二人 居酒屋に
いまでは 見えない 微笑みに
ひとり 手酌で 春を注ぐ
あなたの すべてを 知りたくて
流れの ままに 溺れてた
あなた 品書き 見つめていても
最後は いつも おまかせと
あんたが なじんだ この店で
ひとり 心に 春を注ぐ
泣きながら ご飯をほおばる
誰にでも 一度はあるやろ
父さんの一周忌 母さんの三回忌
浮かんだ顔に 名前呼んでみた
ご飯がしょっぱい
ご飯がしょっぱい いつまでも
頬つたう 涙がホロホロ
世の中は 辛くてきびしい
子供たち親離れ 故郷を忘れずに
小さなお手て 温もり思い出す
ご飯がしょっぱい
ご飯がしょっぱい いつまでも
ドラマ見て 涙腺ゆるんだ
テレビには 話をかけてる
時は過ぎ老いてゆく 若き日を置いてゆく
夫婦の茶碗 欠けても大切に
ご飯がしょっぱい
ご飯がしょっぱい いつまでも
作詞 泉あつこ
人の悩みの 思いは様(さま)よ
空に輝く 太陽(おてんと)さんも
時に晴れ間を 雲間で隠す
愚痴や嘆きは 眠れば夢よ
災い転じて 福も来る
山よりでっかい 獅子はでぬ
人の幸せ 答えはないが
隣り合わせの 壁さえあれば
雨や嵐を しのいで往ける
長い人生 色々あるが
明日と言う日は 駒も出る
山よりでっかい 獅子は出ぬ
人の情けは 素直に受けて
苦労困難 いつでも来いと
腹をくくれば 恐れはないさ
運も辛苦(しんく)も 背中に背負い
男の我慢は 味となる
山よりでっかい 獅子は出ぬ
作詞 泉あつこ
雪が融け ゆるやかに川は流れ
花は咲き 優しげに小鳥は歌う
繰り返す 四季の中で 人は夢を語り
穏やかな 時間(とき)の中に
母を思い 父を慕う
めぐり巡る 初夏の風が暦(あす)を刻む
天の川 ひとすじに星は集い
波打ちの 砂浜は涼しげな調べ
繰り返す 四季の中で 人は夢を求め
穏やかな 時間の中に
兄と遊び 姉に甘え
めぐり巡る 秋の風が暦を刻む
十六夜(いさよい)の きらめきが海を照らし
紅葉山 あざやかに故郷が燃える
繰り返す 四季の中で 人は夢に走り
穏やかな 時間の中に
友を求め 友と遊戯(あそび)
めぐり巡る 冬の風が暦を刻む
宜しくお願い致します 石川県 泉 あつこ
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++ Edited by Hamel ++