・コンペ用なので符曲は希望しません
志摩の益荒男(ますらお)
1)
潮の雨降る 春先は
鰹のなぶらを 探して廻る
漁師冥利よ 一本釣りは
刹那刹那に 心が躍る
海の神 龍神さん
志摩の益荒男 こころ意気
2)
景気づけにと 酒をのみゃ
お猪口で一杯 青息吐息
けれど沖出て 漁場に着けば
海の釣り技 天下一
海の神 龍神さん
俺の勝負は 海の上
3)
時化(しけ)の海でも 見得を切り
しぶきの華から あの娘に笑顔
親父形見の カッパをつけりゃ
粋な小政の あの旅姿
海の神 龍神さん
志摩の益荒男 男伊達
・コンペ用なので符曲は希望しません
花珠
1.
漁師がマグロ めざすなら
俺は真珠で 花珠だ
おやじ形見の 養殖真珠
俺が継がいで 誰がやる
どうせやるなら 御木本翁(おきな)のように
俺が目指すは 俺が目指すは
胸元飾る 花珠だ
2.
さかなも獲らぬ 陸(おか)仕事
けんか仲間が 馬鹿にする
今はまだまだ ハネ珠(だま)だけど ;ハネ珠=不良真珠
石の上にも 三年だ
俺のふるさと この伊勢志摩で
今に見ておれ 今に見ておれ
女房と二人 意地をはる
3.
朝日の中に かもめ舞い
真珠筏の 志摩の湾
梅雨(つゆ)の赤潮(あかしお) 夏は水温(すいおん)
神の試練は 厳しいが
女房取り出す 花珠真珠
嫁ぐ娘の 嫁ぐ娘の
胸元飾る 夢をみる
指で包んだ グラスの底に
忘れてないよと 面影うつす
物腰いつでも やわらかな
あなたがしずかに 飲むすがた
私はうっとり 見惚れてた
好きだと言えない ナ。イ。ショの おとこ
琥珀色した バーボン注いで
指し出す指さえ あがって照れる
寝食ともにと 望んだら
誰かを泣かせる 羽目になる
あなたの幸せ 思うなら
ならぬはならぬと ナ・イ・ショに してた
秋がきたねと 襟足触れる
あなたの声さえ 夜風に変わる
グラスを傾け 面影に
そうねと私は 涙声
愛するかたちは ままあるが
誰にも秘密で オ・ワ。ッた はなし
今月末に引っ越すことになりました。次の住居はケーブルが
通っておりませんので、PCのネットはつなげません。
何とかしたいと考えておりますが、暫くお休みさせて頂きま
す。 またお逢い出来るように努力いたしますので、宜しく
お願い致します。 たなか
あなたが欲しい 詞:徳田勝行
おんな一人を 置き去りにして
目指すあの世は 花の海
可哀そうだと 思うなら
姿見せてよ わたしには
いつも二人で 見つめ合い
笑いあっては くちづけた
いまでもあなたを 忘れない
愛を支えに 生きてゆく
おんな一人が さ迷いながら
生きるこの世は 冬の海
辛い時には ぬくもりに
抱かれたいのよ あなたには
あすを二人で 生きようと
肌を合わせて 燃えていた
このままわたしに いつまでも
夢を見させて 欲しかった
いつかわたしが 逝くときは
きっと迎えに 来てよねと
微笑み浮かべて 手を握る
いまもあなたが 欲しいのよ
大好きだった夫が若くして逝きました!
残された妻の気持ち。思いはこんなかな?
と書いてみました。 暗い内容ですから、
メロは明るい感じでほしいですね!
どなたか附曲いただければ嬉しいです。
うつむき歩く あの人に
出逢い頭の 鉢合わせ
気づかぬふりか 気づいていたか
えしゃくも交わさず すれ違う
都会の塵と 人混みが
なだれる駅前 黒い十字路
二つの心 結び合い
夢は一つと かさねてた
ふり向くつもりは なかったけれど
ちらっと目と目は 合っていた
出逢いと別れ くり返す
男と女の 黒い十字路
あんなに燃えた あの恋も
すぎてしまえば 他人顔
忙(せわ)しい世間 立ち止まれない
悲しみ喜び 心さえ
都会の塵に 紛れ込む
いつもと変わらぬ 黒い十字路
「手直ししてみました。漫才の大助花子がイメージです。
女 将来(さき)の出世に 縁ないけれど
惚れたあんたと 夫婦の契り
男 陰で励まし 明るく笑う
泣き言云わぬ 可愛いお前
二人 二人三脚 幸福灯り
女 交わす言葉は 風呂飯寝ると
今じゃ二言 三言の会話
男 丸いお前の 笑顔を見ると
嬉しいような 可笑しいような
二人 笑顔優しい 幸福灯り
女 味もなければ 洒落気もないが
裏も表も 正直男
男 泣いて笑うて 寄り添いあって
口には出さぬ 感謝の心
二人 持ちつ持たれつ 幸福灯り
こんなに酔ってと ふらつく俺を
小柄な身体で 抱えるおまえ
お酒はほどよく 飲むものですと
半分叱って 半分笑う
灯影に絡む
男と女の 愛の影法師
女房きどりは 早いと言えば
くちびる尖らし 細目で拗ねる
凭(もた)れて気づいた か細い肩に
苦労は報いて やるよと詫びる
灯影に揺れる
男と女の 愛の影法師
心血注いで そこまで俺に
どうして尽くすと おまえに問えば
飲み代(しろ)幸せ あるとき払い
積み立てますよと 愛しい笑顔
灯影に育つ
男と女の 愛の影法師
丑の刻参り決定稿1991布袋福太郎(符曲済み)
草木も眠る丑三つ時犬の遠吠え良く響き
村の神社の神木に怪しき者の影ひとつ
夜空の月がやけに赤い流れる雲に見え隠れ
白い衣に身を包み鬼の顔した女がひとり
釘打つ音よ風よ運べ 哀れな女の泣き声を
心を捨てて変わりはてた我は恨みの鬼なのだ
右手に小槌を握りしめ憎い憎いと号泣し
打ち降る的は藁人形この恨み晴らさでおくべきか
信じた男に騙されて弄ばれて捨てられた
愛した分だけ裏切りに心の憎しみ深くなる
紅い涙がポトリ落ちて指でなぞった男の名前
七日七夜の丑の刻女の恨みの恐ろしさ
頭に掲げる蝋燭の 揺らめき妖しく影は踊り
乱れる髪が鮮やかにさらさと流れて闇を舞う
左に五寸の釘を持ち晴らせぬ恨みを打ちつける
何処に逃げよと無駄な事お前の命を貰いにゆきまする
夏がじわりと 肌湿らせる
夜更け 初恋 真夏の花火
逃げないで 立ち止まってよ
白百合の花
なんてなんて 愛しい
埼玉の人
心じりじり 胸締めつける
恋路 遠吠え 月夜の獣(けもの)
泣かないで 振り返ってよ
赤ずきん
なんてなんて 可愛い
埼玉の人
涙ぽろぽろ 頬傷つける
振られ 失恋 いつもの芝居
捨てないで もて遊んでよ
薔薇の刺(とげ)
なんてなんて 冷たい
埼玉の人
指導いただき書き直しました。
酔って悪いかなぁ〜酒よ
きれい 好きだと 言ってはないが
お前に だけは わかって欲しい
あいつも 知ってた 気がするが
無口な 俺の 惚れ方だった
人生 かけても 愛し抜き
幸せ だったと 言わせたかった
酔って 悪いか なぁ〜酒よ
世間 見渡しゃ 見栄えのはえた
俺より ましな 男はいたさ
そいつは わかって いたんだが
譲れぬ ことも この世にあるさ
子供も ようやく 巣立ったし
二人の 時間を 過ごしたかった
酔って 悪いか なぁ〜酒よ
なんの 気なしに 見つめてみれば
恥じらう ような やさしい瞳
逝っては いいとは 言わぬうち
きれいな 笑顔 残して去った
魂 抜かれた 思いだが
今でも あいつを 抱きしめている
酔って 悪いか なぁ〜酒よ
- JoyfulNote v5.11 -
++ Edited by Hamel ++